
この記事の所要時間:約5分
ここ数年で日本のビジネスウェアは多様化し、オフィスカジュアルで働くことを推奨する企業が増えています。
しかし、いざ「オフィスカジュアルで」といわれても「これでいよいのだろうか」と自分の判断に不安になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、働く30代に向けて「オフィスカジュアル」の基本を徹底解説。
押さえておきたいオフィスカジュアルのポイントやコーディネートも合わせてご紹介します。

目次
- オフィスカジュアルとは?
- 1-1. ビジネスカジュアルとは違う?
- レディースのオフィスカジュアルで押さえておきたいポイント
- 2-1. 「清潔感」を意識する
- 2-2. カラーバランスを意識する
- 2-3. カジュアル感を与える素材を選ばない
- 2-4. 肌を露出しすぎない
- レディースのオフィスカジュアルのアイテムの選び
- 3-1. ジャケット
- 3-2. トップス
- 3-3. パンツ
- 3-4. スカート
- 3-5. シューズ
- スタイル別のおすすめコーデ例
- 4-1. スーツスタイル
- 4-2. ジャケット&ボトムス
- 4-3. ノンジャケットスタイル
- 4-4. テレワークスタイル
- 4-5. クールビズスタイル
- まとめ

オフィスカジュアルのポイントについてはこちらの記事でも解説しています。
併せてご覧ください。
▶【レディース】オフィスカジュアルで押さえておきたいポイントとおすすめコーデについて



オフィスカジュアルとは?
オフィスカジュアルとは「カジュアル要素を取り入れたビジネスファッション」のことです。
来客があっても失礼にあたらない、適度にカジュアルでありながら「きちんと感」のある服装のことを指します。
相手に安心感を与えるような装いを心がけるのが理想です。
1-1. ビジネスカジュアルとは違う?
オフィスカジュアルとビジネスカジュアルはどちらも同じような意味合いで使われます。
アイテムや色柄、デザイン、素材、着こなしなどにより、日本のビジネス習慣における「かたい」「やわらかい」をバランスよく調整し、ビジネスシーンに適したファッションにすることが大切です。

2. レディースのオフィスカジュアルで押さえておきたいポイント

では、オフィスカジュアルを取り入れるうえでまず押さえるべきはどのようなポイントなのでしょうか。
4つのポイントをご紹介します。
2-1. 「清潔感」を意識する
まず大切なのが清潔感です。同僚や来客に安心感を与えることができます。
服のしわや汚れがなく、清潔に保つことは周囲への配慮にもつながります。
もしコーディネートに迷ったら、しわが入りにくい定番のカットソーやブラウスがおすすめ。清潔感を簡単に演出できます。
2-2. カラーバランスを意識する
コーディネート全体のカラーバランスも非常に重要です。
ポップなカラーを差し色にすることもありますが、全体の調和がとれていないと職場で浮いてしまう場合もあります。
ブラック・ホワイト・グレー・ネイビー・ベージュなどベーシックなカラーを選ぶことで全体の調和がとれ、職場になじむコーディネートになります。
これらの定番色はあらゆるビジネスシーンで活躍してくれるカラーです。
2-3. カジュアル感を与える素材を選ばない
スポーツウェアなどにも使用されるナイロン素材の独特のツヤやしわは、カジュアル感を与えることが多いです。
また、綿や麻などしわが入りやすく、しわ感の強いものはフォーマル度を下げる傾向があるため、しわが入りにくい加工をされているシャツを選びましょう。
フォーマル度が高い素材として、ウールがあります。独特のハリやしなやかさが特長です。
2-4. 肌を露出しすぎない

ミニスカートのように、肌の露出が高ければフォーマル度が下がりやすくなります。
トップスにおいても、襟元が広く開いたデザインはかがんだ時にも肌が見えてしまうので、フォーマル度が上がりにくいと言えます。「きちんと感」を重視したアイテムを選びましょう。

3. レディースのオフィスカジュアルのアイテムの選び
オフィスカジュアルコーデで最低限揃えておきたいアイテムは次の5つです。
これらを揃えておけばコーディネートの幅が広がり、毎朝悩んでしまうようなこともむ少なくなります。
アイテムごとにどのように選べばよいか、順番にチェックしていきましょう。
3-1. ジャケット

まず、オフィスカジュアルコーデの必須アイテムはジャケットです。
ジャケットを着ることで、しっかりとした印象を与えることができます。
ジャケットの種類は、テーラード・ノーカラー・Vカラー・ダブルがあります。
必ずサイズに合ったものを選びましょう。
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3-2. トップス

トップスは、襟付きのシャツ・ブラウス・カットソーを揃えておくと便利です。
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を意識して選ぶと、清楚で上品なオフィスカジュアルコーデが簡単に完成します。
また、ノースリーブやタンクトップは露出度が高く、フォーマル度を上げにくいアイテムです。
着用シーンに合わせてジャケットやカーディガンをプラスして露出度を調整するのもおすすめです。
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3-3. パンツ
フォーマル度を上げたい場合はセンタークリース(パンツ前面中央にある織り目)があるパンツを選びましょう。
センタープレスパンツは上品さと清潔感を兼ね備えており、さらにスタイルアップも狙える万能アイテム。
ベーシックカラーのセンタープレスパンツはぜひ1本は用意しておきましょう。
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3-4. スカート
ミドル丈(ふくらはぎの中央)のスカートを選びましょう。
デザインはストレートタイプなど落ち着いたデザインのものや、シルエットがきれいでスタイルアップを狙えるものがおすすめです。
スカート選びでは、丈だけでなく色味も重要です。
ブラック・ホワイト・グレー・ネイビー・ベージュなどのベーシックカラーを選べばフォーマル度が高くなります。
逆に、明るい色や柄物を選ぶと、よりカジュアルな印象になります。
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3-5. シューズ

足元は華美な色やヒールが高く歩きにくいものは避け、シンプルなものを選びましょう。
最近はフラットシューズを使用したオフィスカジュアルコーデも人気ですが、フラットシューズはカジュアルになりやすいのでデザイン選びに注意が必要です。上品で大人っぽいものを選びましょう。
また、スニーカー勤務可能な職場も増えています。ブラックやホワイトなどベーシックなカラーをベースとしたものを選べば服装にも馴染みやすいです。
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4. スタイル別のおすすめコーデ例
ここからは、オフィスカジュアルで王道のコーディネートを5つご紹介します。
4-1. スーツスタイル

スーツスタイルは、大切な来客や会議などがある日に欠かせないコーディネートです。
パンツでもスカートでも「きちんと感」を演出し、信頼感にもつながります。
4-2. ジャケット&ボトムス

上下で異なるデザインや素材のジャケットとボトムスを組み合わせるコーディネートは、スーツスタイルよりもカジュアルダウンした印象です。
コーディネートの幅は広く、色柄、素材、着こなしなどでスーツスタイルに匹敵するフォーマルな印象から、リラックスしたリゾートカジュアルな印象まで、組み合わせ次第で大きく印象が変わります。
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